【iPhone】スクリーンタイムが休止時間なのに使える?対策はここ!

谷垣新太 更新日 Sep 20, 2024 提出先: ペアレンタルコントロール

子供が使っているiPhoneなどで、使用制限をするためにスクリーンタイムを設定している人も大勢いると思います。しかしスクリーンタイムを設定しているのに、なぜか休止時間になってもiPhoneが使えているという経験をした人はいませんか?

休止時間なのに使える、休止時間の設定に間違いはない、なのにどうして?と疑問に思う人は、設定漏れをしている可能性があります。では、スクリーンタイムに関してどのような設定が必要なのか、詳しく見てみましょう。

スクリーンタイムが休止時間なのに使えるのはなぜ?

スクリーンタイムが休止時間になっているのに、iPhoneが使えてしまうのは設定に不備があるか、もしくはスクリーンタイムのパスコードが子供にバレているかのどちらかです。

スクリーンタイムで休止時間を設定しただけでは、休止時間になってもiPhoneは使えてしまいます。見落としがちですが、正しい設定が必要です。

設定を正しくしているのに休止時間になってもiPhoneが使えるならば、残念ですがパスコードが子供にバレていると考えるしかありません。

次に、実際の対策5つを説明しますので、実践してみましょう。

対策1.「スケジュール時間まで休止時間をオンにする」を有効

まずスクリーンタイムの「休止時間」が正しく設定できているか、次の手順で確認してください。

  1. Step 1.「設定」>「スクリーンタイム」>「休止時間」の順でタップします。
  2. Step 2.「スケジュール時間まで休止時間をオンにする」と「スケジュール」をオンにします。
  3. Step 3.「毎日」もしくは「曜日別に設定」を選択し、休止時間の開始時刻と終了時刻を設定します。
  4. 「スケジュール時間まで休止時間をオンにする」を有効<

休止時間を設定すると、一定の時間、基本的な機能しか使えなくなります。

ただし、次の対策を確認しておかないと、休止時間中なのにiPhoneが使えてしまうという事態になってしまいますので、注意しましょう。

対策2.「休止時間中にブロック」をオン

やり方:「設定」>「スクリーンタイム」>「休止時間」の順でタップして、「休止時間中にブロック」をオンにします。

「休止時間中にブロック」を有効

対策3.スクリーンタイムの「常に許可」を確認

これまでの設定をしても、まだ子供がiPhoneを休止時間中に使用できている場合は、スクリーンタイムの「常に許可」にアプリが含まれている可能性があります。

次の手順で「常に許可」となっているアプリにどのようなものが含まれているか確認し、必要に応じて「常に許可」から除外しましょう。

  1. Step 1.「設定」>「スクリーンタイム」>「常に許可」の順でタップします。
  2. Step 2.許可されているアプリが「許可されたAPP」に一覧で表示されます。
  3. Step 3.アプリの左に「-」のアイコンがありますので、除外したいアプリを選択し、除外します。
  4. 「常に許可」から除外

対策4.スクリーンタイム・パスコードを設定・変更

各種設定を行っても、それでも子供がiPhoneを休止時間中に使用している場合、考えられる原因は、子供にスクリーンタイムのパスコードがバレている可能性があります。

休止時間を設定し、ブロックをオンにして、アプリ別に設定を行っても、まだ子供が使用する場合は、次の手順でスクリーンタイムのパスコードの設定を変更しましょう。

  1. Step 1.「設定」>「スクリーンタイム」>の順でタップします。
  2. Step 2.次に「スクリーンタイム・パスコードを変更」をタップします。
  3. 「スクリーンタイム・パスコードを変更」をタップ

  4. Step 3.利用中のスクリーンタイム・パスコードを入力し、続いて新しいスクリーンタイム・パスコードを入力します。

スクリーンタイムのパスコードは定期的に変更しましょう。

対策5.AirDroid Parental Controlでお子様のiPhoneに休止時間を設定する

様々な設定がありますが、これらを簡単にシンプルに行えるツールがAirDroid Parental Controlです。このツールを使うことで、お子様のiPhoneに休止時間を設定するなど、さまざまな制御ができます。

AirDroid Parental Control

では、休止時間の設定方法についてみてみましょう。

やり方

まず、App StoreでAirDroid Parental Controlを検索して、ダウンロードし、インストールして案内に従って子供のiPhoneとペアリングしましょう。※Android端末の場合は、Google Playからダウンロードします。

そして次の手順で休止時間を設定してください。

  1. Step 1.ホーム画面をスクロールし「デバイスの監視」>「休止時間」と進み「スケジュールの追加」をタップします。
  2. 休止時間のスケジュール

  3. Step 2.休止時間の設定画面になりますので、毎日同じ休止時間を設定するか、日ごとに異なる休止時間を設定します。
  4. 日ごとに異なる休止時間を設定

また、「常に許可」のアプリ設定や、「Webサイト」のホワイトリストの設定も可能ですので、子供の発育状態に応じて設定しましょう。

まとめ

このようにスクリーンタイムの休止時間を設定していても、それだけでは子供がiPhoneを使用できてしまうケースがあります。

正しく設定する必要がありますので、AirDroid Parental Controlのような簡単に設定できるツールを導入するなどして、子供のiPhoneを管理しましょう。子供の健全な発育と、デジタル機器への知的好奇心を満たすためにも、これらのツールを有効活用して、積極的に関与していくべきだと言えます。

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谷垣新太
谷垣新太
社会人になってからスマホのソリューションについてブログを書き始め、10年以上テクノロジーに関する記事を書き続けている。PC、iOSからAndroidまで役立つガイドを執筆しているが、ここ数年はPC分野に専心しています。今では、iPhone、Androidおよびソーシャルメディアのアプリを深く理解しています。
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